プラネテス

超久しぶりの日記

昨日の深夜にプラネテスが再放送されることになりました
私はエヴァ以来、連続アニメを見たことが無いのですが、
あまりの評判の良さに見てみることにしました(どうやって入手したかは秘密)

最終話までみた感想は・・

  本当に最高

でした。

一話ではタナベがウザメなんですが、「タナベウザイ!」って思った人は製作者の意図に嵌りまくりです
これから、

三話 「帰還軌道」
七話 「地球外少女」
十話 「屑星の空」
十一話「バウンダリーライン」
十二話「ささやかなる願いを」

と神レベルの出来が続きます
十七話から最終話までも神レベルです。

最終話は伝説レベルの出来と言ってもいいでしょう。

特に脚本が物凄い!大河内一楼
脚本の神が存在するとしたら、間違いなく彼に微笑んでいます。

もし原作を見たことが無いんだったら原作を見ないでアニメを先に見たほうが吉です。
原作→アニメの人は
「記憶を消したい」
といってる人が結構いたので・・・・

原作も面白いのですがアニメは伏線とかが巧妙なので原作をはじめに見ると分かってしまうので、後々結構後悔すると思います。
純粋に楽しめないとおもうので・・・

イラク人質記者会見。

ダメダメです。核心に触れる疑問には一切答えていない。
なぜか拍手が起こり、木村太郎に指摘される。
どうやら支援団体が記者会見場にいたらしい。
この事件の報道ってなんかが関わっているの?
途中で退席が許されているし・・・
どっからFAX転送したの?誰のパソコンで編集したの?誰のカメラ?
なぜ出国記録がないの?
なにも答えていません、疑惑は深まるばかりです。
あと完全にストックホルム症候群に陥っています。
自分に危害を加えた人間を庇う発言等々。
追記
出てきてしゃべったのは凄いと思うよ。

CASSHERN

キャシャーンはどうでしたか?皆さん。
私は多分もう一回見に行くと思います。
日が経つにつれて、もう一回みたいと思う気持ちが抑えられなくなっています。
確かに、ネット上の批判も分からなくはありません。
物語は少し分かりずらい所があることを否定しません。
そして舞台調の演技であることも否定しません。
しかし、役者全員が素晴らしい演技を見せてくれ、しかも謎解きや世界の問題について色々考えさせてくれる、名作だと思います。
キリヤ監督は今、私の中で次回作が最も楽しみな監督です。
しかし今まで、こんな映画があったでしょうか?
壮大な実験作に批判は付き物だとは思いますけど、監督の生い立ちを批判する人間がいることを悲しく思います。
やれ「ボンボン」だとか「金持ちのオ○ニー映画」だとか・・・
いや別に2chで書き込む分には私は何も言わないんですけど、公式HPに書き込む人間がいる。
非常に情けない。
公式の場所ではネット上であろうとリアル世界であろうと最低限のマナーを持ってほしいですね。
ここに予想として、彼がこれから海外で「キタノに続く日本映画監督」の座はキリヤ監督になると思います。

海外で評価されて、それを受けて日本人が評価するのは非常に恥ずかしいと思う
こういった文化作品に関しては、それが顕著であると思います。

海外新聞。

一部メディアはアメリカやフランスはルモンドの記事を印籠のように掲げ、
「海外はこういう風に思っている、日本人は冷たい、恥ずかしい、悲しい」
と言っている。
これがどれだけ恥ずかしいことか・・・
思想信条の異なる国、もっと言えば文化の違う国の意見をそのまま拝借している。
あえて言えば、日本人をこき下ろす為に、わざわざ海外から日本人に批判的な意見を集めているのである。
そしてメディアは巧妙に政府批判に刷りかえる。
政府が世論をミスリードしたということにする。
こんな屈辱があろうか?
多くの日本人は自らの意思で、政府に何を言われたかは関係なく、あの三人の家族を冷たい目線で見ている。
メディアがすべてを政府のせいにするから、本当に政府のせいだった場合の反応が薄くなる。

「風が吹いて桶屋が儲かると桶屋の経営努力
風が吹いて桶屋が損すると政府のせい」

では何も解決しない。

反日活動家

http://www.asahi.com/national/update/0427/038.html
自衛隊派遣反対派は日本を愛するが故、進む道を間違っている、
と言っているのです。
本当に反日では話にならないよ。

彼らには人質としての「日本人の価値」を結果的に高めてしまった
海外にいる日本人はこれから、同じような状況に合う危険性を高めたことに何の罪悪感
も持たないから批判される、

始めの三家族もそう、別にボランティアやジャーナリズムが悪いわけではない。
イラクという世界一危険な地帯に「政府の警告を無視して」行ったにも関わらず、
すべての責任を政府に投げつけた行為が、今になって「自己責任」と論議を呼んでいる。
もっと言えば、準備不足、情報不足、危機意識不足と言う事も考えれば
雪山にTシャツ、ジーパンで出かけたようなものである。
批判が起きて、当然です

キャシャーン75点 多少のネタバレ含み(裁く関連)

沢山のサイトで書いてあると思うけど前半は本当にすばらしい。95点あげちゃう
これは本当に。
本当にデビュー作?って感じです

ただ後半、「裁くことは間違っている」だけが少しアレルギーでした。
数々の人がこれまで戦争を描いてきました、
漫画の話になりますが、漫画の神、手塚治虫は「アドルフに告ぐ」でユダヤ人とドイツ人の戦いを描きました。
結構似ている箇所も多いです、
まだ呼んだことが無い人は是非読んで欲しいのですが、最後、主人公はこう言います。
「みなさんに正義ってものの正体を考えてもらいたい」
そして同じく「火の鳥・未来編」では
「人間はいつも同じ過ち繰り返す、しかし信じている、いつか人間が自ら過ちに気付くときが来ることを・・・」
漫画の神でさえ、どの種の人間が間違っているとは言わなかった、
ただ人間の過ちという言葉を使った。
多分、手塚氏なりに答えがあった、自分の考えがあった、しかし読者に押し付けないために言い切りを避けたのだと思う。
そこら辺がやはりデビュー作という感がありありな所でした。
ナレーションでいわせるのではなく、映像でそれを感じさせて欲しかった、
そう思います。

しかし映画としてみれば本当にすばらしい、日本の映画の新しい道を確実に切り開いたと思います。
反戦思想が強いですが、僕のような少し右に偏ってるw人間でも楽しめました。
もう少し開発費をあげたかったと思います。

MVPは及川、次点唐沢、
みんな演技がめちゃくちゃ上手いのでそれだけでも見る価値ありです。
予告編でもあったように「コード206・・・早くしろぉ!!」と「皆殺しにする」の所は鳥肌でした。

追記
エヴァっぽいって言うのは本当、
理屈で映画見る人には向かないかも。